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――アークルが、警告を伝えている 夜の時間が過ぎても、世界に光が戻ることは無かった。 人々の希望となる太陽の輝きは、雨雲によって遮られている。 暴風雨が町を遅い、微かな暖かみすらも奪っていた。 その中で、人々は恐怖で震えている。 理由は、たった一つ。 クウガに瀕死の重傷を負わせたグロンギが、未だ何処かに存在しているから。 未だに嵐は暴れ回っている。 まるで、全てのものを飲み込もうとしているように。 膨大な雨粒によって、風は凍てついた冷たさを持っていた。 しかし、辺りの空気はそれとは裏腹に、膨大な熱を持っている。 町に作られたあらゆる建造物は、次々と爆音を鳴らしながら崩壊した。 それによって、辺りは一瞬で地獄絵図と変わる。 人々は瞬く間に、炎の犠牲となった。 白い衣服を纏ったグロンギは、無造作に腕を翳す。 そこに感情という物は、何一つとして込められていない。 グロンギにとっては、息をするのと同じ行為。 故に、これを行う理由など考える必要がなかった。 強いて言うなら、決戦までの時間潰し。 グロンギがどれだけリントを葬っても、何も感じない。 あたりの肉塊が黒く焦げた炭となり、異臭を発する。 それは、雨や風で流れる物ではなかった。 鼻が曲がるような匂いが漂う中、グロンギは佇んでいる。 屍の山となった町に残るのは、静寂のみ。 やがてそれを打ち破るかのように、グロンギの宿敵が姿を現した。 リントを守る戦士、クウガ。 ――来たんだね 今度は僕と同じになれるのかな―― グロンギは、期待を抱いていた。 宿敵が、自身と同じ究極の存在になっていると。 一度敗れて再び現れたからには、今度こそ本気で戦える。 ――だったらあそこで待ってるよ―― それらの思いを胸に、グロンギは淡々と告げた。 自分一人の笑顔のために。 リントや同族の笑顔を、そしてクウガの笑顔を犠牲にして。 ――思い出の あの場所でね―― その一言を残すと、グロンギは闇の中へと消えていった―― ――未確認生命体第0号 「――ウガアアァァァァァァッ!」 「ッ!?」 突如、叫び声が鼓膜に響く。 それによって、脳内で流れる光景に意識を集中させるクウガの目が、一気に覚めた。 彼の前では、マイティキックを受けたハンマーバンキが、金槌を振り上げながら迫っている。 そして、巨大な鉄塊が振り上げられた。 反撃の為に立ち上がろうとするが、間に合わない。 「クウガッ!」 ハンマーバンキとクウガの間に、一つの小さい影が入り込む。 それは両腕を交差させて、無慈悲に下ろされる金槌を受け止めた。 クウガの前には、キュアピーチの小さな背中が現れる。 「くっ……!」 「ラブちゃん!?」 攻撃を受け止めたキュアピーチの顔は、苦痛で歪んでいた。 ハンマーバンキの一撃による衝撃が、彼女の身体を通って地面を揺らす。 その際に、両腕の神経から全身に痛みが伝わっていった。 かつて町を破壊し、ゴーオンシルバーに瀕死の重傷を負わせた圧倒的な力が、彼女に襲いかかる。 手応えを感じたハンマーバンキは、拮抗の体制を維持したまま右手を振るった。 巨大な鉄球は容赦なく、キュアピーチの懐に沈み込む。 凄まじい音と共に、衝撃によって彼女の体は呆気なく吹き飛んでいった。 「キャアッ!」 悲鳴と共に宙を漂った後、地面に叩きつけられる。 数回ほど跳ねてしまい、全身の至る所に掠り傷を作った。 敵の攻撃で、キュアピーチは鈍い痛みを感じてしまい、その場で蹲ってしまう。 そんな彼女の様子など気にせず、ハンマーバンキは二発目を叩き込もうと、迫ってきた。 金槌が少女を叩き潰すために、振り下ろされようとした瞬間。 「させるかあぁぁぁぁっ!」 突如、ハンマーバンキの頬に衝撃が走る。 それは微々たる物だったが、攻撃を止めさせるには充分な威力を持っていた。 立ち上がったクウガは、キュアピーチを守るために、勢いよく拳を放つ。 彼の一撃は敵の顔面に命中し、攻撃を中断させた。 キュアピーチに意識を集中させていたハンマーバンキにとって、クウガの攻撃はあまりにも予想外。 体がよろめいた末に、地面に倒れてしまう。 その一方で、クウガは倒れたキュアピーチの元へ駆け寄った。 手を差し伸べて、立ち上がらせる。 「ありがとうございます、クウガ!」 「ラブちゃん、大丈夫!?」 「あたしなら全然、大丈夫ですよ」 明るい笑みを見せながら、キュアピーチは感謝の言葉を告げる。 そのまま彼女は右手の親指を立てて、クウガに向けた。 「だってあたし、プリキュアですから!」 キュアピーチは力強く、サムズアップのポーズを取る。 それはまるで、先程自分を助けてくれたクウガのように。 彼女の行為には、感謝と敬意の思いが込められていた。 モエルンバと風のエルの攻撃から守ってくれた、クウガに感謝の感じて。 そんな彼の勇気と優しさに、敬意を感じて。 その二つを右手に込めながら、キュアピーチは親指を立てたのだ。 自らに突き出されたサムズアップを見て、仮面の下でユウスケは笑顔を浮かべる。 「そっか……じゃあ、心配無用だな!」 「はい、頑張りましょう!」 クウガは先程のように、キュアピーチにサムズアップを向けた。 それを終えると、二人は戦う敵に顔を振り向かせる。 そして、視界の先にいるハンマーバンキとモエルンバを目指して、素早く走り出した。 途中、巨大な金槌と複数の炎が襲いかかるが、彼らはそれを軽々と避ける。 キュアピーチはハンマーバンキの、クウガはモエルンバの懐にそれぞれ潜り込んだ。 「「でやあっ!」」 二人の雄叫びが、重なる。 同時に、彼らは自らの拳を敵の身体に叩き込んだ。 衝撃によって、ハンマーバンキとモエルンバは息を吐き出しながら、大きく後ろに吹き飛んでいく。 数秒後、異形達の巨体は地面に叩きつけられた。 「はあぁぁぁぁぁぁっ!」 ディケイドは地面を蹴って、リュウガに迫る。 叫びと同時にライドブッカーを横に振るい、漆黒の装甲を切り裂いた。 リュウガは呻き声を漏らすと、衝撃によって背後に飛ばされていく。 同じタイミングで、トーマはECディバイダーの弾丸を放ち、ドラグブラッカーに命中させた。 蓄積されたダメージによって、竜の巨躯も勢いよく落下する。 その重量によって、大地が微かに揺れた。 「ガハアッ!?」 スコルプの喉から、悲鳴が発せられる。 シンケンレッドの烈火大斬刀を使った一太刀が、厚みのある皮膚に食い込んだ。 その一方で、銃声が辺りに響く。 ディエンドが利き手で握る拳銃を、風のエルに目がけて引き金を引いた事によって、鳴った音。 空に漂うアンノウンは、仮面ライダー達に意識を向けていたので、反応することが出来なかった。 放たれた弾丸は、次々と風のエルの身体を貫いて、その度に体勢を崩していく。 暴風雨のような衝撃に耐えられず、体力を完全に失ってしまい、叫びながら地面に激突。 やがて、アルハザードの闇が生み出した六体の怪人は、一ヶ所に集まっていた。 それに立ち向かう六人の戦士は、横一列に並ぶ。 彼らの前に、ディエンドが召還した仮面ライダー達も、一人ずつ出てきた。 「こうなったら……!」 ディケイドは、脇腹に戻したライドブッカーの蓋を開き、一枚のカードを取り出す。 その表面に描かれているのは、彼が旅の中で渡った世界で巡り会った、仮面ライダーの姿。 彼が手に取ったカードが意味するのは、必殺の一撃を放つ為の手段。 かつて、仮面ライダーWと共にスーパーショッカーを打ち破るため使った、究極のライダーカード。 いつものようにディケイドは、それをディケイドライバーのバックルに差し込んだ。 『FINAL FORM RIDE』 そして、いつものように電子音声が告げられる。 聞き慣れた声と同時に、ベルトから眩しい光が放たれた。 直後にディケイドは、バックルのサイドハンドルを押し込む。 『ALL RI、RI、RI、RIDERS』 ディケイドライバーの中央には、仮面ライダーを象徴する九つの紋章が浮かび上がった。 刹那、ディエンドの呼び出した戦士達の体から、金色の光輝が発せられる。 六人は、この意味を瞬時に察した。 ディエンドを除く全員は、両腕を真っ直ぐに伸ばし、背中を掴む。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 ディケイドは、目の前に立つキバの背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 シンケンレッドは、目の前に立つブレイドの背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいですよ!」 キュアピーチは、目の前に立つ龍騎の背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 クウガは、目の前に立つアギトの背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 トーマは、目の前に立つファイズの背筋を、両手で横に広げた。 「痛みは一瞬だ!」 ディエンドは、目の前に立つ響鬼の背筋に、ディエンドライバーを向けた。 銃の引き金を引くと、黄金の光線が放たれる。 そのまま、響鬼の背中を貫いた。 すると、六人の仮面ライダー達は、次々と体の変形を開始する。 ある者は膨れるように全身が大きくなり、ある者は背中から新たな武装が現れ、ある者は両股を大きく開いた。 瞬く間に進んでいく変化は、すぐに終わりの時が訪れる。 ディケイドの前に立つキバは、キバットバットⅢ世を象ったような、巨大な弓へと姿を変えた。 その名は、キバアロー。 シンケンレッドの前に立つブレイドは、ブレイラウザーと瓜二つの形を持つ、巨大な剣をへと姿を変えた。 その名は、ブレイドブレード。 キュアピーチの前に立つ龍騎は、己が使役するミラーモンスターと酷似した姿の、真紅に輝く巨大な龍へと姿を変えた。 その名は、リュウキドラグレッダー。 クウガの前に立つアギトは、自身の愛器であるマシントルネイダーとよく似た、金色と赤を基調とした超高速マシンへと姿を変えた。 その名は、アギトトルネイダー。 トーマの前に立つファイズは、銀色の煌きを持つ三つの銃口が備わった、巨大なビーム砲へと姿を変えた。 その名は、ファイズブラスター。 ディエンドの前に立つ響鬼は、音撃戦士の頼れる仲間と呼ばれるディスクアニマルの外見をした、赤い鷹へと姿を変えた。 その名は、ヒビキアカネタカ。 ファイナルフォームライド形態と呼ばれる姿へと、仮面ライダー達は変わっていた。 六人は彼らと共に、それぞれの敵に視線を向ける。 互いの視界が交錯する中、リュウガはカードデッキから一枚のカードを取った。 そして、ブラックドラグバイザーに差し込む。 『FINAL VENT』 トーンの低い音声が、辺りに響いた。 それが意味するのはディケイドと同じく、最後の一撃。 リュウガの身体は宙に浮かんでいき、その周囲をドラグブラッカーが旋回する。 数メートルの高さまで到達すると、暗黒龍は漆黒の炎を吐き出した。 その勢いを受けて、黒い火炎を纏った蹴りを、リュウガは放つ。 迫り来るドラゴンライダーキックを前に、ディケイドはキバアローを構えた。 そして、リュウガと同じようにトドメの攻撃を放つ為の、カードをライドブッカーより取り出す。 キバの紋章が描かれたライダーカードを、ディケイドライバーに差し込んだ。 『FINAL ATTACK RIDE』 中央の赤い宝石が、より一層輝く。 ディケイドはサイドハンドルを、軽く叩いた。 それにより、キバの世界を象徴する黄金色のマークが、ベルトに浮かび上がる。 『KI、KI、KI、KIVA』 力が体中に流れていくのを、ディケイドは感じた。 人間とファンガイア。 二つの種族の血を引く、仮面ライダーの力が。 ディケイドはキバアローの弦を、左腕で力を込めて引っ張っていく。 すると、矢の先端から眩いほどの光が、放たれていった。 「キバって…………」 キバアローから、声が聞こえる。 その途端に、弓矢を縛り付ける封印の鎖、カテナが音を立てて吹き飛んでいった。 そして、翼を羽ばたかせるかのように、銀色のプレートは開かれていく。 ――それはまるで、仮面ライダーキバへと変身したワタルのように。 「いくぜぇっ!」 拘束具の下に埋め込まれていた、三つの魔皇石が輝いた。 その一方で、凄まじい勢いでリュウガの蹴りが、空中より迫る。 炎が鎧に突き刺さる一方で、ディケイドは弦を握る手を離した。 すると、キバアローより一本の弓が、リュウガを目掛けて放たれていく。 ――それはまるで、仮面ライダーキバへと変身した紅渡のように。 かつてディケイドが、旅の途中でキバと心を通わせたことによって生み出した技、ディケイドファング。 何者にも止めることの出来ない、闇を切り裂く弓。 それは漆黒の炎を纏う、リュウガとて例外ではなかった。 「ガアアァァァァァァッ!?」 黒い仮面の下から、悲鳴が発せられる。 しかし瞬時に、爆音によってかき消されてしまった。 ディケイドファングの一撃は、リュウガを貫くだけでは止まらない。 その後ろで飛んでいた、ドラグブラッカーにも着弾したのだ。 爆風より現れた矢は、龍の黒い皮膚に沈み込む。 そのまま、一気に体中の筋肉や骨を砕き、突き破るように背中から現れた。 ドラグブラッカーもまた主のように、轟音と共にその巨体が粉砕されていく。 爆風による衝撃を、ディケイドは感じていた。 「……いくぞ」 シンケンレッドは二本の巨大な刀を、その手に取る。 右手には、炎を纏う烈火大斬刀を。 左手には、雷を纏うブレイドブレードを。 どちらも自分の背丈を上回る長さであり、とてつもない重量を誇る。 しかし、彼はそれを難なく携えた。 外道衆との戦いを乗り越え、己を鍛え上げたシンケンレッドには、造作もない。 そのまま対峙するスコルプを目指して、地面を蹴った。 「フン、二刀流になったところで私に勝てると思ったかあっ!」 蠍の異形は、吼える。 勢いよくその拳を、敵に振るった。 対するシンケンレッドは、ブレイドブレードを横に薙ぎ払う。 直後、彼らの一撃は激突し、火花を散らせた。 「グウッ!?」 スコルプの顔が、苦痛で歪む。 体勢が、微かに崩れた。 これは好機。 シンケンレッドはそう判断すると、二発目を放つために、右腕を振るう。 烈火大斬刀の燃え盛る刃は、瞬く間にスコルプの体を切り裂いた。 「ハアッ!」 しかし、それだけでは終わらない。 火炎がスコルプに纏わり付く中、ブレイドブレードによる追撃を加えた。 雷が迸る音と、大気が切り裂かれる音が唸る。 その重厚感溢れる骨格が、大剣によって傷が付いた。 確かな手ごたえが、感じられる。 だが、この程度でやられる敵ではない。 硬直の隙を突いて、連続で攻撃を叩き込む必要がある。 シンケンレッドは更なる一撃を与える為、烈火大斬刀を振り下ろした。 彼の一閃は、スコルプの巨体を縦に切り裂く。 火花が飛び散り、僅かに後退した。 「デェアッ!」 一歩踏み込みながら、シンケンレッドは叫ぶ。 金属特有の輝きを放つブレイドブレードで、左斜め下に一閃。 続けざまに、烈火大斬刀で右斜め下にスコルプの身体に、傷を刻んだ。 あまりの攻撃速度に、敵は反応できない。 そのまま為す術もなく、大きく吹き飛んでいった。 シンケンレッドは、一旦攻撃を止める。 それは、スコルプを見逃すという訳ではない。 最後の一撃を放つ為。 彼は、両腕に力を込めた。 その瞬間、双剣から輝きが放たれる。 右手に握る烈火大斬刀からは、膨大な炎が。 左手に握るブレイドブレードからは、膨大な雷が。 それぞれ、闇を照らす光となるように、輝いた。 「ヌウッ……!」 スコルプは、眩しさのあまりに目を細める。 一方でシンケンレッドは、二本の刀を構えながら、大きく前進した。 ――それはまるで、仮面ライダーブレイドへと変身した剣立カズマのように。 「双刀――――!」 一陣の風となるような勢いで、駆ける。 一歩、また一歩進むごとに、地面が揺れているようだった。 シンケンレッドはスコルプとの空いた距離を、一瞬で詰める。 無論、敵はそれを黙って見るだけではない。 異形の発達した拳を、素早く放つ。 だがシンケンレッドは身体を横へずらし、紙一重の差で回避した。 そして、彼は左腕を高く掲げる。 「――――雷炎の舞ッ!」 雷が迸るブレイドブレードを、一気に振り下ろした。 左斜め下に、新たな傷が作られていく。 続けて、右手に握る烈火大斬刀を叩き込んだ。 その二発の攻撃によって、スコルプの胸部に×字を描くような、深い傷が刻まれる。 そして、シンケンレッドは身体を半回転させた。 ――それはまるで、仮面ライダーブレイドへと変身した剣崎一真のように。 「グアアアァァァァァァァッッ!?」 必殺の連続攻撃を受けたことによって、スコルプは絶叫をあげた。 その瞬間、膨大な雷と炎が傷口より、巨体の中へと進入する。 それらは体内を駆け巡り、スコルプの体組織を次々と焼いていった。 双刀・雷炎の舞。 ブレイドブレードと烈火大斬刀を扱うシンケンレッドが、二刀流で戦うことによって成せる、必殺技。 アンデットの力によって生まれた雷と、モヂカラによって生まれた炎。 これら二つを帯びた大剣は、絶大なる切れ味を誇る。 それは、スコルプの硬質感溢れる骨格だろうと、容易に両断出来た。 シンケンレッドが敵に背中を向けた途端、轟音が聞こえる。 二つの異なる力は、スコルプの中で暴走を続けた結果、巨躯を跡形もなく吹き飛ばしたのだ。 「はあああぁぁぁぁぁっ…………!」 キュアピーチは息を吐きながら、ゆっくりと腰を落とす。 両腕を前に突き出して、円を作るように左側へと振っていった。 そんな彼女の周りを、リュウキドラグレッダーは旋回する。 ――それはまるで、仮面ライダー龍騎へと変身した辰巳シンジのように。 「悪いの悪いの…………」 両足を大きく開いて、力を込める。 リュウキドラグレッダーの動きと合わせるように。 彼女の前に立つモエルンバは、自らの身体を炎そのものへと変えた。 そして、キュアピーチを焼き尽くそうと、飛びかかる。 「飛んでいけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!」 しかし、飲み込まれることはなかった。 キュアピーチは咆吼と共に、渾身の力を込めて跳躍する。 高く、何処までも高く。 それに合わせて、リュウキドラグレッダーも宙を舞い、彼女の周りを旋回し続けた。 ――それはまるで、仮面ライダードラゴンナイトへと変身したキット・テイラーのように。 「チッ!」 モエルンバは舌打ちをしながら、上を向いた。 その僅かな時間で、キュアピーチは既に遙か上空にまで昇っている。 苛立ちを覚えながら、モエルンバも跳び上がった。 対するキュアピーチは、空中で身体を捻り、一回転をする。 そして左足を曲げ、右足をモエルンバに向かって真っ直ぐに伸ばした。 「ドラゴンプリキュアアアアアアァァァァァァッッッッッッ!」 彼女は大きく叫ぶ。 そんなキュアピーチの背後にリュウキドラグレッダーは回り、その口を大きく開いた。 プリキュアと無双龍の身体が、重なる。 リュウキドラグレッダーは口から灼熱の爆炎、ドラグブレスを放った。 その勢いを受けると同時に、キュアピーチの細い足へエネルギーが纏われていく。 彼女の身体は、神速の勢いでモエルンバに向かっていった。 ――それはまるで、仮面ライダー龍騎へと変身した城戸真司のように。 「キイイイイィィィィィィィッッッッッッッッッッックッッッッ!」 「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!」 キュアピーチとリュウキドラグレッダーの叫び声が、重なる。 ドラグブレスは彼女の身体を包みながら、轟音を鳴らした。 急降下によって、冷たい烈風が肌に突き刺さる。 しかし、ドラグブレスの熱によって、冷気は相殺された。 金色のツインテールは大きく揺れ、鼓膜が震えていく。 彼女の跳び蹴りは、ミラーワールドで戦う仮面ライダーの必殺技に、とても酷似していた。 ドラゴンライダーキックとよく似た、灼熱の蹴りと。 キュアピーチとリュウキドラグレッダーが力を合わせたことで、初めて使えるこの技には名前が存在する。 その名は、ドラゴンプリキュアキック。 「ああああああああああっ!」 「チャアアアアアアアアッ!」 キュアピーチとモエルンバの距離は、猛スピードで縮んでいく。 五十メートル、二十メートル、五メートル、一メートル。 互いに神速の勢いで、接近していた。 灼熱と灼熱は辺りの空気を焼き、地面に引火する。 隕石の如く突撃したキュアピーチの足が、遂にモエルンバに到達した。 そのまま高速の勢いで、炎を切り裂いていく。 数秒の時間が経過した後、二人のいた地点が凄まじい轟音と共に、大爆発を起こした。 衝撃によって大気が吹き荒れ、辺りは容赦なく振動する。 そんな中、広がる爆風の中から、一つの影が飛び出してきた。 それは、モエルンバに向かって蹴りを放ったキュアピーチ。 炎から現れた彼女は、地面に着地する。 この結果が示すことは、ただ一つのみ。 爆炎を纏ったキュアピーチの蹴りが、モエルンバの灼熱を貫いた後に、勝利したことだ。 現に、徐々に流されていく爆風の中から、敵が現れる気配はない。 一息ついたキュアピーチの元に、リュウキドラグレッダーが降りてくる。 「ありがとう!」 彼女は力を貸してくれたミラーモンスターに、感謝を告げた。 そんなキュアピーチの言葉に満足したのか、リュウキドラグレッダーは鳴き声で返す。 「はあっ!」 クウガは跳び上がると、アギトトルネイダーの上に着地した。 両足を付けた途端、二つのブースターから青い光が発せられていき、前進を始める。 百kmを超える凄まじい速度で、敵に向かっていった。 標的となったハンマーバンキは、ただ黙っているわけではない。 クウガをマシンから引きずり下ろすため、右腕の鉄球を飛ばした。 しかし、彼が乗るアギトトルネイダーは左に移動し、それを回避する。 そのまま、ハンマーバンキへの突進を続け、一気に激突させた。 この衝撃によって、異形の巨体は大きく吹き飛んでいく。 一方で、アギトトルネイダーは加速しながら、大きくUターンを行った。 「はあぁぁぁぁぁぁっ…………!」 マシンの上に乗るクウガは、大きく腰を落とす。 そして、アマダムから右足に封印エネルギーが流れるように、念じた。 力は踵を通って、アギトトルネイダーにも伝わっていく。 その瞬間、彼の右足とマシンが黄金色の輝きを放った。 同時に、クウガを象徴する巨大なマークが、アギトトルネイダーの先端に浮かび上がる。 ――それはまるで、仮面ライダーアギトへと変身した芦川ショウイチのように。 「グッ……!?」 起き上がったハンマーバンキは、眩い光を受けて、腕で顔を隠した。 封印エネルギーによって生まれる輝きを放ちながら、アギトトルネイダーはその速度を上げていく。 前方より吹きつける風を受けるクウガは、思い返していた。 自分が今、力を貸して貰っている仮面ライダー、アギトの世界の出来事を。 (あねさん…………ショウイチさん…………!) 既にこの世にいない、八代藍に瓜二つな顔をした、八代淘子。 そんな彼女の大切な人である、芦川ショウイチ。 望まないアギトの力を手に入れて、突如として姿を消したショウイチ。 グロンギやアンノウンから人々を守るため、彼を待ちながらG3システムを作り続けた八代刑事。 その顔が脳裏に浮かんだ瞬間、マシンは更に速度を上げていく。 まるで、八代とショウイチの二人が、クウガに力を与えているかのようだった。 アギトトルネイダーに刻まれた紋章が、両足に集束する。 エネルギーが集まるのを感じると、彼はアギトトルネイダーの上から跳び上がった。 そのまま勢いよく、ハンマーバンキに跳び蹴りを放つ。 ――それはまるで、仮面ライダーアギトへと変身した津上翔一のように。 「だあぁぁぁぁぁぁっ!」 重力に引き寄せられたクウガの蹴りは、ハンマーバンキの胸部に叩き込まれる。 三十トンを超える衝撃によって、背中から地面に倒れた。 しかし、それだけでは終わらない。 キックを受けたハンマーバンキの身体は、引きずられるように地面を転がっていく。 摩擦が生じることによって、大量の火花が飛び散った。 たった今、ハンマーバンキが受けた一撃には、クウガだけでなくアギトの力も混ざっている。 マイティライダーキック。 クウガの封印エネルギーと、アギトのオルタフォースが複合した、奇跡の技。 それら二つが混ざったエネルギーが、ハンマーバンキの中で暴れ続ける。 「ガ……アッ………!」 苦痛の呻き声を漏らしながらも、よろよろと起きあがった。 しかし、今更もう遅い。 その瞬間、クウガが蹴りを打ち付けた胸に、紋章が浮かび上がった。 同じように、ハンマーバンキの頭上へ、光り輝く輪が出現する。 それに伴って、鋼鉄で出来た皮膚に亀裂が走り、中から電流が漏れ出した。 やがてハンマーバンキの巨体は、爆音と共に粉砕される。 まるで、断末魔の叫びのようだった。 『『EC DIVIDER EXCEED CHARGE』』 轟音をかき消すように、電子音声が響く。 それはトーマが手にする、二つの武器から同時に放たれていた。 彼はファイナルフォームライドを行った後、ECディバイダーをファイズブラスターの上に乗せる。 その瞬間、銃剣と大砲は一つの武器として新たに生まれ変わった。 ECファイズブラスターと呼ばれる、巨大なビーム砲へと。 両手で抱えながら、トーマはその砲口を怪人の群れに向けた。 彼は自らの中に宿る魔力を、大砲に注ぎこむ。 すると、ECファイズブラスターから、真紅の閃光が放たれ始めた。 ――それはまるで、仮面ライダーファイズへと変身した尾上タクミのように。 「いくぞっ…………!」 力を込めるトーマの体から、オーラが放たれた。 それに伴うかのように、彼の体を包む戦闘防護服が、形を変えていく。 黒い刺青は広がり、腰からはマントのように棚引く布が生成され、身体を守る装甲は形を変え、刃物の付いた盾が左手に装着された。 漆黒の装甲は禍々しい形状になると、トーマは自身の中から力が溢れるのを感じる。 これはディバイダーの特性によるもの。 その力を得た者は本来、武器に潜む猛毒によって凄まじい破壊と殺戮の衝動に襲われ、殺戮マシーンとなる運命を背負わされるはずだった。 しかし、それは以前の話。 旅の途中で士と出会ったことで、トーマはその呪縛から解放される。 それ以降、彼にとってディバイダーは世界を殺す毒ではなく、頼れる力と変わったのだ。 今から放とうとする技は、その証。 「ディバイド――――」 トーマは言葉を紡ぐ。 彼が抱えるECファイズブラスターから発せられる紅い光は、更に強くなった。 それを真っ向から受けた怪人達は、眩しさのあまりに視界が遮られ、足を止めてしまう。 「――――フォトンッ!」 巨砲のトリガーを引いた。 直後、ECファイズブラスターの中で融合された二つのエネルギーが、解放される。 ディバイドフォトンと名付けられた、必殺の光線が。 砲口からは放射されたそれは、闇より現れた怪人の群れへ向かっていく。 高速の勢いで一直線に進むレーザーは、異形を次々と飲み込んだ。 ――それはまるで、仮面ライダーファイズへと変身した乾巧のように。 「GA……………ッ!」 怪人達の悲鳴は、エネルギーの塊によって飲み込まれていく。 ECディバイダーによって強化された、フォトンブラッドが形成する光線は、一匹残らずその巨体を崩壊させた。 やがて、その地点では爆発が起こり、空気を振るわせるほどの轟音が響く。 光線によって破壊された跡には、焼け焦げた大地しか残っていなかった。 「KAAAAAAAAAAッ!」 ヒビキアカネタカは羽を大きく広げながら、甲高い声で鳴く。 羽ばたき始めた鷹の足に、ディエンドは左手で捕まった。 そして、闇が広がる大空へ飛翔する。 彼の行き先は、風のエルだった。 空に飛ぶアンノウンにディエンドライバーの銃口を向けて、そのトリガーをディエンドは引く。 放たれる弾丸は、闇より生まれた天使の身体を次々と貫いていった。 「ガッ!?」 喉から醜い悲鳴が、漏れる。 全身に伝わる痛みに耐えながら、風のエルは憐憫のカマサを構えて、弓を放った。 しかしヒビキアカネタカは羽ばたきながら、左右に避ける。 それによって、矢はディエンドの身体を掠ることもしなかった。 狼狽する風のエルに、反撃の弾丸が次々と降り注ぐ。 限界は、すぐに訪れた。 弾丸に身体が貫かれたことにより、風のエルは落下する。 そのまま、受け身も取れずに地面に叩きつけられた。 哀れな目線で風のエルを見下ろしながら、ディエンドは左手を離す。 彼の身体はヒビキアカネタカから離れた後、地面に着地した。 そして、腰のカードホルダーより一枚のカードを手に取る。 響鬼の世界を象徴するマークが書かれた、ライダーカードを。 『FINAL ATTACK RIDE』 音程の高い声が、銃より発せられる。 ディエンドライバーの側面に、カードを差し込んだことで起こった現象だった。 その瞬間、ヒビキアカネタカの身体が丸くなりながら縮小する。 やがて、落下した風のエルの腹部に張り付いた。 ヒビキオンゲキコの形態となって。 ――それはまるで、仮面ライダー響鬼へと変身した、ヒビキのように。 『HI、HI、HI、HIBIKI』 機械が放つ音によって、鼓膜が刺激される。 ディエンドは、青い二本の棒を腰から両手で取った。 かつて旅の途中、響鬼の世界でバケガニを倒す時に使った武器、音撃棒。 それを再び、この戦いで使おうとしていた。 風のエルは身体に張り付けられたヒビキオンゲキコを、何とか外そうとする。 しかしいくら力を込めても、びくともしない。 一方で、ディエンドは音撃棒を手の中で回しながら、腕を高く掲げる。 そのまま勢いよく、ヒビキオンゲキコを目がけて振り下ろした。 ――ドン。 「ウグゥッ!」 音撃棒が、叩きつけられる。 清めの音が力強く響き、風のエルの身体に衝撃が走った。 本来その力は、 響鬼の世界に存在する魔化魍を打ち破るために、用いられる。 しかし、アンノウンにもある程度効果があった。 ――ドン、ドン、ドドン。 手応えを感じたディエンドは、音撃棒を振るい続ける。 一度叩き込む度に、ヒビキオンゲキコから清めの音が次々と発せられた。 風のエルは震えるだけで、何も出来ない。 青い波動が、辺りに広がる。 それは響鬼の世界でディエンドが、鬼を目指す少年、アスムと出会ったことをきっかけとして手に入れた力。 ――ドン、ドン、ドドン、ドドン、ドドン。 あの時のことを思い出しながら、ただ一心に音撃棒を振った。 音撃道の意味。鬼を目指した少年くんのことを。 ――それはまるで、仮面ライダー響鬼へと変身した、日高仁志のように。 「はあっ!」 ――ドン。 「ギャアッ!」 やがて力強い掛け声と共に、最後の一撃を叩き込んだ。 それに答えるかのように、ヒビキオンゲキコもまた清めの音を鳴らす。 まるで持ち主に合わせるかのように、とても力強い音だった。 ディエンドウェイブの名を持つ必殺の奥義を受けて、風のエルは大きな悲鳴をあげる。 清めの音に、その身体が耐えられなかったのだ。 ディエンドの攻撃によって風のエルの四肢に、亀裂が生じる。 瞬時に、アンノウンは跡形もなく消滅していった。 「ふう…………」 誰かの溜息が漏れる。 それを合図とするように、ファイナルフォームライドをされた仮面ライダー達は、途端に消滅した。 戦場と化したアルハザードに、ようやく静寂が戻る。 あれだけいた異形の姿は、一匹たりとも残っていない。 しかし、誰一人として気を緩めていなかった。 ここは敵地。 いつ、何が起ころうともおかしくなかった。 六人は、不意に顔を向ける。 このアルハザードを覆っている、果てしない暗闇に。 ――――アンノウンハンドと名付けられた、絶対なる闇を。 前へ 目次へ 次へ
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このサイトは東映特撮番組『仮面ライダーディケイド』をまとめるサイトです。WIKI形式なので誰でも編集ができます。 メンバー登録はこちらのフォームからお願いします。→メンバー登録荒らし対策のため編集に制限があります。編集に関する制限がメンバーに登録することにより減ります。 メールアドレスの登録が必要ですが、フリーアドレスでも可能。アドレスの2次使用は行いません。 登録後、@wikiから確認のメールが届くのでメールに記載されているアドレスにアクセスすると自動認証されます。(管理人の認証が必要な設定もありますが、このサイトは自動認証を選択しています。) メンバー登録は2009年10月31日をもって終了します。 【管理人よりおしらせ】 いつも編集ありがとうございます。新規ページ作成、編集、メンバー登録を解禁しました。(メンバー登録ありがとうございます。今後もよろしく。)現在登録されている編集メンバー数1人です。 このサイトの立ち上げの理由は、長期間のシリーズ(ディケイドは半年ですが)で個人的にストーリーの記憶にブレがないようにメモ代わりとして作ろうと考えました。大百科ほど大げさなものではなくシリーズを振り返るためのメモ帳がわりです。今後発売されるDVD鑑賞のガイドとしてもお役立てください。 このサイトでの編集のお約束平成シリーズの個々の作品で分けへだてなく作品が好きだという方。解説不足の平成ライダーシリーズのこの演出にはこういう意味があるとか書いてみたい人、歓迎します。 解説不足のシリーズですが映像や台詞にヒントが多く隠されています。 長期間のシリーズなので忘れてしまう事もありますが、忘れたら「wiki内検索」にキーワードを入力して検索してみて下さい。(例、あの怪人、ライダー、何話に出てたかな?)とか。特にディケイドの物語ですが、こまかいところに怪人、ライダーが登場しています。 複数の方が編集に参加していただいています。個々のそれぞれのレベルがあり自分の編集レベルと他人の編集レベルは必ずしも同じではありません。大きな心で対応をお願いします。 放映された完成した作品を自分だったらこうするああするという妄想好きの人は歓迎できません。完結している作品を認知できる方の編集をお待ちしています。 アンチ・信者の論争は2ちゃんねるで 個人レベルのサイトです。ただまとめてるだけで、正確な情報とのギャップがあります。物語はTVシリーズが一旦完結しても尚、謎だらけです。 仮面ライダーは実写作品です。最近では長期間放映するドラマが少ない中、同じキャラクターを長期間演じる珍しいシリーズです。事故・怪我などで放映に影響がでる場合があります。特撮番組は昔からよくある事です。長期の実写作品はそんなリスクが結構あります。
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【種別】 怪人 グロンギ 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 【名前】 メ・ギャリド・ギ 【よみがな】 め・ぎゃりど・ぎ 【身長】 202センチ 【体重】 196キロ 【モチーフ】 ヤドカリ 【9つの世界】 クウガの世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第1話、第2話、第3話 【クウガ登場話】 EPISODE15、EPISODE 16 【ディケイドの物語】 門矢士が最初に訪れた9つの世界の一つ「クウガの世界」で最初に物語に登場したグロンギ怪人。この世界では未確認生命体第7号として扱われている。 また、パトカーを横転させるほどの怪力を保有している。ゲゲルを進行するためラ・ドルド・グと共に婦人警官を殺害し、未確認生命体対策班の警察官、武装隊と路上で交戦していた。 その後、第7号の出現を八代藍に報じられて現場に駆けつけた小野寺ユウスケが変身する仮面ライダークウガと婦人警官を殺害した工場内で戦闘を行い、クウガのフォームの一つ・ドラゴンフォームの専用武器「ドラゴンロッド」で使用される必殺技「スプラッシュドラゴン」で封印エネルギーを注入され、倒された。 第3話ではン・ガミオ・ゼダの体内から放出される黒煙を浴びた複数の人間がこのギャリドに変化し、複数の個体が出現した。ギャリドを含んだ人間が変化したグロンギに戦いを挑む士が変身する仮面ライダーディケイドを迎え撃った。しかし、ガミオが発した雷光の誤射によって多数の個体が全滅し、残り1体の個体もガミオに吸収され、人間が変化したギャリドは全滅した。 【オリジナルのクウガの物語】 「未確認生命体第24号」として扱われているヤドカリ種怪人。普段は奇妙な格好をした人間体で正体を隠し、「ガブルンゲ・ババゾロ・ヅゴドボ(悪夢の背中を持つ男)」という異名を持っている。腕にあるカッター、腕に巻きつけられているチェーンを武器に戦う。ムセギジャジャ(プレイヤー)としてゲゲルに参加したが、何人殺害するかは劇中では不明だった。 どこからか奪ってきたトラックを乗り回し、バックで獲物をひき殺すという殺害方法を行い、トラックに押しつぶされて苦しむ人間の顔を見ることを生きがいとしているという、残虐な性格である。「五代雄介」が変身する仮面ライダー「仮面ライダークウガ」をもトラックでひき殺そうとするが、クウガの力に圧倒されたためトラックを残して一時撤退する。その後、新しいトラックを見つけた後、人間を殺害しようと夜景の中でトラックを乗り回すがクウガの専用バイク「トライチェイサー2000」にリントが製作した機械生物「装甲機ゴウラム」が合体した姿「トライゴウラム」の追撃を受け、トライゴウラムから発動される必殺技「トライゴウラムアタック」をトラックごと喰らい、倒された。 【関連するページ】 クウガの世界 グロンギ ラ・ドルド・グ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 怪人 第1話 第2話 第2話登場怪人 第3話登場怪人
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【種別】 仮面ライダー 武器・武装 仮面ライダーディエンド 【名前】 カメンライド ブラック 【よみがな】 かめんらいど ぶらっく 【ライダーカード】 カメンライド 【変身】 ディエンドが南光太郎(BLACK)を異世界から呼び出す 【スーツアクター】 岡元次郎(未)(JAE) 【登場話】 第27話 ブラックRXの世界で士が所持していた「何も描かれていないライダーカード」が、ブラックRXの世界とブラックの世界の、2人の南光太郎との出会いによって復活したカメンライドのカード。士が仲間の重要性を知る事で、仮面ライダーBLACKの図柄が刻まれた。 だが、絵柄が浮かび上がった直後に仮面ライダーディエンドが奪って使用。「このカードは君(ディケイド)には使えない」との事。 ディケイドから奪い取ったカメンライドのカードを次元転換解放機を内蔵しているディエンドライバーに挿入する事で、ブラックの世界から南光太郎を呼び出す事が出来る。他のディエンドのカメンライドカードと違い、変身前の、意志のある人間を呼び出せるのが大きな特徴。この事で、本来出会う筈の無い、2人の光太郎によるダブル変身が実現した。 ファイナルアタックライド ディエンドの発動時にもカードに戻る事がなく、消滅時の演出も他のカメンライドとは違う。 【関連するページ】 カメンライド 仮面ライダー 仮面ライダーBLACK 仮面ライダーディエンド 南光太郎(BLACK) 疑問・質問・その他/ブラックRXの世界、カメンライドブラック、ブラックの世界の編集に関して 第27話 第27話登場ライダー 霞のジョー 門矢士
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【種別】 怪人 アンデッド 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー剣(平成第5作) 【名前】 ジョーカー 【よみがな】 じょーかー 【身長】 219センチ 【体重】 116キロ 【モチーフ】 カミキリムシに酷似 【9つの世界】 ブレイドの世界 【声の出演】 累央 【スーツアクター】 渡辺淳(未) (JAE) 【登場話】 第9話 【剣登場話】 第35話、第36話、第37話、第44話、第45話、第46話、第47話、第48話、第49話、MISSING ACE 【ディケイドの物語】 四条ハジメと鎌田がカテゴリーAに封印されたアンデッドの細胞と人間菱形サクヤ・黒葉ムツキの細胞を組み合わせる究極の改造実験で誕生したバトルファイト最強のアンデッド。仮面ライダーカリスに変身した四条ハジメが変身ベルト「カリスラウザー」にラウズカードを読み込まして変身した状態でもある。 路上で仮面ライダーブレイドの変身ベルト・ブレイバックルを取り返すため研究所に乗り込んできた剣立カズマを抹殺しようとしたが、門矢士が変身する仮面ライダーディケイドがライダーカード「カメンライド リュウキ」によって仮面ライダー龍騎に変身した状態で阻まれた。 そしてディケイドとブレイドに鎌田の正体であるアンデッド・パラドキサアンデッドと共に挑むが、ブレイドがディケイドのライダーカード「ファイナルフォームライド ブレイド」によって変形した巨大な剣・ブレイドブレードの攻撃を受けたじろいでしまい、最期はブレイドブレードから発動される必殺技・ディケイドエッジをパラドキサアンデッド共々受け、撃破された(ラウズカードの中に封印されているカードをカリスラウザーに通して変身したものであるため、厳密にジョーカーではないため元のカリス(ハジメ)と共に爆発四散したと考えられる)。 【オリジナルの剣の物語】 アンデッドに所属している怪人だが、どのカテゴリーにも属していず、尚且つ、いかなる生物の始祖でもない(カミキリムシに似た姿をしていると表記されている事もある)という特殊な不死生物である。技能が一般アンデッドよりも優れており、腰に装着しているベルト「ジョーカーラウザー」にアンデッドが封印されているラウズカードをスラッシュさせることによって、そのアンデッドに変身することが可能な特殊能力を保有している。ラウズカードに封印された場合、「ジョーカー」のカードになる。「ジョーカー」のカードの効果は不明。 更に右手で持つ鎌と左腕に内蔵されている小鎌「デススラッシャー」、そして体内から広域放射可能なエネルギー波を武器にしており、右手で持つ小鎌からは命中した場合、平凡な実力を持つ者ならば一撃で消滅する威力を保有する破壊光輪を発射することが可能である。更にジョーカーがアンデッドたちの戦闘「バトルファイト」に勝ち残り本能が目覚めた場合、アンデッドの統制者(マスター)の意志を伝える「封印の石」(モノリス)が現れ、封印の石(モノリス)やジョーカーの影からからゴキブリ型の怪物「ダークローチ」が大量発生し、本人の意思と関係なくジョーカーを援護することが可能。 このアンデッドはアンデッドの中でもイレギュラーな存在に当たっているがバトルファイトに参加しており、影で下級アンデッドたちを自分の能力で封印してきたと伝えられている。そして人間社会に潜伏するために今まで人間の始祖たる不死生物「ヒューマンアンデッド」を封じ込めたラウズカード「スピリット」で「相川始」という青年の姿に化身し、仮初めの姿仮面ライダーカリスに変身しながら人間を襲いつつ人間社会に潜伏していた。しかし、とある事件でこのアンデッドは人間を襲わなくなり、喫茶店「ハカランダ」に居候することになった。 だが、コーカサスビートルアンデッドの化身「キング」によってジョーカーが持っていたラウズカードが奪われ、仮初めの姿をとることができなくなってしまう。そして、ジョーカーの本能が目覚めることになる…。その本能は「エボリューションパラドキサ」のカードで変身する「仮面ライダーワイルドカリス」で制御することに成功する。最後は封印の石(モノリス)に最後のアンデッドとしてバトルファイトの決着を迫られるが、仮面ライダーブレイドに変身するBOARDの青年、剣崎一真が第2のジョーカーとなることでバトルファイトが続行となり剣崎が姿を消したため人間として生活を続けることになった。 本編では「ドラゴンフライアンデッド」や「ウルフアンデッド」にも変身した。 劇場版「MISSING ACE」では4年前、最後のアンデッドとして仮面ライダーブレイドに封印されている。4年後に剣崎らの提案で仮面ライダーレンゲルに再解放され、「バニティーカード」に封印された14歳の栗原天音の身代わりになり、剣崎一真の手でアンデッドでありながら死亡する。 テレビシリ-ズ第48話エンドのラウズカードと劇場版「MISSING ACE」のみ、ジョーカーが封印されたラウズカードが登場する。 【関連するページ】 アンデッド コーカサスビートルアンデッド ダークローチ ブレイドの世界 ラウズカード 仮面ライダーカリス 仮面ライダーブレイド 剣崎一真 声の出演 怪人 第9話登場怪人 菱形サクヤ 黒葉ムツキ
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【種別】 怪人 ファンガイア 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーキバ(平成第9作) 【名前】 シームーンファンガイア 【よみがな】 しーむーんふぁんがいあ 【身長】 216センチ 【体重】 227キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー(第26話登場個体) 【モチーフ】 クラゲ 【新たな世界】 ブラックRXの世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第1話、第26話 【キバ登場話】 第40話、第41話、第46話~第48話 【ディケイドの物語】 第1話 世界の終焉が始まる際に、他のファンガイアと共に雨降る工場の世界に登場。光夏海を除くこの世界に迷い込んだ人間のライフエナジーを吸収していた。 また、夏海のライフエナジーを吸い取ろうと彼女を追いかけたのもこのファンガイアである。 ブラックRXの世界 アポロガイストの手下で、スコーピオンイマジンと共に仮面ライダーBLACK RXとシュバリアンの戦闘に乱入。士の変身した仮面ライダーディケイドが「カメンライド アギト」で仮面ライダーアギトに変身、「ファイナルアタックライド アギト」を使用した「ライダーキック」により爆砕された。 【オリジナルのキバの物語】 ファンガイア内の種族「アクアクラス」に属するファンガイアで、「ラジエーターと葡萄の陰鬱な同棲」という名の真名を持つ。体内から無数の触手を発生させ、敵を牽制する能力を持っている。 街中の工事現場に現れ、そこで勤務している作業員たちのライフエナジーを吸命牙で吸い取ろうとしたが、ファンガイア対抗組織「素晴らしき青空の会」に所属しているバウンティハンター「名護啓介」の変身した仮面ライダー「仮面ライダーイクサ」に阻まれて戦闘になるが、ファンガイアの上位に立つ者達「チェックメイトフォー」の一員「ビショップ」の正体「スワローテイルファンガイア」の援護もあって一時撤退することに成功する。 その後、今度は街中で暴れていたが、バイオリン職人「紅渡」が変身した仮面ライダー「仮面ライダーキバ」の実力に終始圧倒される。最期は戦闘中に現れたファンガイアのキング「登太牙」が変身した仮面ライダー「仮面ライダーサガ」に「邪魔」という理由でサガが召喚したモンスター「マザーサガーク」の破壊光線を受け、砕け散った。 その後、現代のクイーンである「鈴木深央」を殺害したことで太牙の怒りを買って追放されたことを逆恨みしたビショップが復讐の為、彼が集めたライフエナジーから複数の個体が再び復活し、先代のキング=バットファンガイア・リボーンを復活させる為のライフエナジーを収集する為、街中で同じく再生された複数のファンガイア達と共に人間を襲い始めた。 第47話では複数の再生ファンガイアと共にサガと戦闘をするスワローテイルファンガイアの援護に現れるが、新たにキングの座に着くことを決意した渡の変身するエンペラーキバの攻撃で全滅させられた。 第48話でエンペラーキバ=渡と仮面ライダーダークキバに変身した太牙の一騎討ちに乱入し、他の再生ファンガイア達と共に二人に襲い掛かるが、エンペラーキバの必殺技「ファイナルザンバット斬」とダークキバの発生させた巨大なキバの紋章による押し潰し攻撃を受けて全滅した。 スーツは本編に登場した指名手配犯「坂口佐吉」を人間体に持つアクアクラスに属するヒトデを彷彿とさせる「シースターファンガイア」の下半身とインセクトクラスに属する「テントウムシ」を彷彿とさせる「レディバグファンガイア」の上半身を合成させたもの。 【関連するページ】 ブラックRXの世界 怪人 第1話登場怪人 第26話登場怪人
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【種別】 怪人 アームズモンスター 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーキバ(平成第9作) 【名前】 ばっしゃー 【よみがな】 ばっしゃー 【身長】 172センチ 【体重】 68キロ 【モチーフ】 半魚人 【9つの世界】 キバの世界 【声の出演】 宮田幸季 【スーツアクター】 神尾直子(未) (JAE) 【登場話】 第4話、第5話 【キバ登場話】 第8話からほぼ全ての話数に登場 【ディケイドの物語】 キバの世界に登場するモンスターの1体。ファンガイア族の王子であり次の王の継承者であるワタルに仕える親衛隊(未)の一人。 言動などから年齢は人間の子供に近い方である可能性がある。 仮面ライダーキバが使用するフエッスル「バッシャーフエッスル」で「魔海銃バッシャーマグナム」の状態で召喚されキバの専用武器になり、キバを援護する。 ワタルに他のモンスターと共に仕えていたが、ワタルが先代のファンガイアの王「ビートルファンガイア」に「キバの鎧」を奪われたため彼に忠誠を誓うも、彼のそのやり口を諌めたドッガが吸収されたのを見て恐れを無し、逃げようとした所を「裏切り者」と認定されて、彼の体内に吸収されてしまう。 その後、ビートルファンガイアが門矢士が変身する仮面ライダー「仮面ライダーディケイド」とワタルの変身するキバによって倒されたが、助かったかは不明である。しかし、吸収されていた状態のままビートルファンガイアは砕け散ったため、ほぼ絶望的といえよう。 【オリジナルのキバの物語】 13あるモンスターの一族「マーマン族」の最後の生き残り。「ラモン」という名の人間体を持ち、他のアームズモンスターと共に人間社会に溶け込んでいる。両目に精密に標的を狙うターゲットスコープを内蔵し、ターゲットスコープで認識された敵を口から発するフーセンガム状の水流弾でしとめるという能力を持つ。「ねえねえ」が口癖で、良くその言葉を会話に入れている。同じく現代編ではキバの「バッシャーフエッスル」で「魔海銃バッシャーマグナム」に変化する。 人間体は子供の姿を取っているが内心では何を考えているかはわからなく、心の中では様々な計算を繰り返して物事を自分の思い通りに進めようとする知略家である。しかし、ファンガイア対抗組織「素晴らしき青空の会」に所属する戦士「麻生ゆり」の靴を磨いてるときに年齢を聞かれた際、素直に105歳と答えるという純粋さも心の中には持っている。他のアームズモンスターと同じく、マーマン族を滅ぼしたファンガイアへの憎しみは深い。 過去編ではフランケン族の生き残り「ドッガ」の人間体「力」と共に靴磨きやマッサージ店等の職業で収入を稼ぎ、細々と人間社会で生活していた。しかしウルフェン族の生き残り「ガルル」の人間体「次狼」を通して陽気なバイオリニスト「紅音也」と知り合い、「仮面ライダーキバ」の物語に深く関わるようになる。 物語後半でファンガイアの上位に立つ者たち「チェックメイトフォー」のキングの男が変身した仮面ライダー「仮面ライダーダークキバ」のフエッスル「バッシャーシールフエッスル」によって彫像態に変えられて他のアームズモンスター共々封印されてしまうが、音也が彼らを助け出すことに成功した。その後、キングの称号を持つ者が倒されたため主がいなくなって凶暴化したキャッスルドランを抑え込むために、他のアームズモンスターと共にキャッスルドランの内部に入り込んで、キャッスルドランを制御するという使命を持つことになった。その後、現代編までキャッスルドランの城内で幽閉生活を送っている。その際はセーラー服に身を包んでいる。 そして、現代編の最終回ではキャッスルドランの暴走が止まり、他のアームズモンスター共々正式に解放されたようだ。 【関連するページ】 JAE キバの世界 仮面ライダーキバ バッシャーフォーム 声の出演 宮田幸季 怪人 第4話登場怪人 第5話 第5話登場怪人
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【種別】 仮面ライダー 武器・武装 仮面ライダーディエンド 【名前】 カメンライド コーカサス 【よみがな】 かめんらいど こーかさす 【ライダーカード】 カメンライド 【変身】 仮面ライダーディエンドが仮面ライダーコーカサスを実体化させコントロール 【スーツアクター】 岡元次郎(未) (JAE) 【登場話】 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 仮面ライダーディエンドが所持しているカメンライドのカードの1枚。 ディエンドがライダーカードホルダーの中からカードを取り出し、ディエンドライバーに挿入する事で「仮面ライダーコーカサス」を次元転換解放機で2次元(平面)に封じられているライダーカードのエネルギーを3次元(立体)に解放。意思を持たないコーカサスのコントロールする事が可能になる。 【カメンライドのカード】 カメンライド コーカサス 【攻撃・武装のカード】 【関連するページ】 カメンライド 仮面ライダー 仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーディエンド 仮面ライダー王蛇
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【種別】 怪人 グロンギ 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 悪の秘密結社 【名前】 ゴ・ガドル・バ 【よみがな】 ご・がどる・ば 【身長】 209センチ 【体重】 238キロ 【モチーフ】 カブトムシ 【悪の秘密結社】 大ショッカー 【新たな世界】 ディケイドの世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【クウガ登場話】 EPISODE37、EPISODE38、EPISODE44~EPISODE46 【ディケイドの物語】 劇場版「オールライダー対大ショッカー」のみ登場。 【オールライダー対大ショッカーの物語】 大ショッカーの怪人として劇場版に複数登場。原典での電撃体の姿での登場で、オリジナルでは剛力体が使っていた武器・ガドルソードを使用している。 【オリジナルのクウガの物語】 「未確認生命体第46号」として扱われているカブトムシ種怪人。ゴ集団最強3人衆の一人。人間体は古代人の戦士の衣裳を纏った寡黙な男で、普段はこの姿で正体を隠している。また、その人間体は「未確認生命体第B群11号」として扱われている。普段はガドルと同じくゴ集団に所属する怪人「ゴ・ジャーザ・ギ」、「ゴ・バベル・ダ」と共に行動している。 「ゴセパザバギンバシグラ(破壊のカリスマ)」と自称する。戦士としてのプライドが高い。全てのグロンギを束ねる長「ラ・バルバ・デ」にも対等に接した。首領「ン・ダグバ・ゼバ」以外では最強のグロンギ。設定ではガドルシールドという盾も持つ。 人間体の状態で登場した際は行動する気配は見られなかったが、EPISODE37でついに行動を開始して、怪人体も披露した。怪人体の能力として「五代雄介」が変身する仮面ライダー「仮面ライダークウガ」に匹敵するフォームチェンジを行い、通常の「格闘体(クウガのマイティフォームにあたる形態)」、両刃の槍「ガドルロッド」を武器とする「俊敏体(クウガのドラゴンフォームにあたる形態)」、エアボウガンを武器とする「射撃体(クウガのペガサスフォームにあたる形態)」、巨剣「ガドルソード」を武器とする「剛力体(クウガのタイタンフォームにあたる形態)」、そしてライジングフォームと同等の力を持つ「電撃体(クウガのライジングマイティフォームにあたる形態)」に自由に変身する。 ゲゲルのザギバス・ゲゲルにムセギジャジャ(プレイヤー)として参加し、東京都内の警察署を襲撃しリントの戦士である男性警察官を1人残らずしとめるというゲームを実行した。「電撃体」の必殺技は「ゼンゲビ・ビブブ」(電撃キック)。その能力でクウガを一度は窮地に追い込み敗北させた。 クウガとの戦闘中にバグンダダ(カウンター)が破壊されたことにより、殺害した人間(リント)の数が0になったことをゲゲルの管理者「ラ・ドルド・グ」に告げられ、それに激昂して自分たちのアジトにしているドーム内で戦闘することになった。 その後、警察官「一条薫」との戦いで神経断裂弾を受け倒れるが即復活、彼を追い詰める最中、関東医大病院の解剖医「椿秀一」の電気ショックで復活したクウガのライジングマイティフォームと戦闘になった。クウガはさらにアメイジングマイティフォームへと進化する。 最後はアメイジングマイティフォームの必殺技「アメイジングマイティキック」を喰らい撃破された。 【関連するページ】 オールライダー対大ショッカー登場怪人 グロンギ ゴ・ジャーザ・ギ ゴ・ベミウ・ギ メ・ビラン・ギ ラ・ドルド・グ 怪人
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響鬼の世界での主演者の面々があの人たちが出演するという事は以前お伝えしましたが、そのあの人たちのブログで出演告知がありました。個人的に非常に楽しみです。おしらせ 松田賢二オフィシャルブログ『Kenji Matsuda』 お知らせ 川口真五オフィシャルブログ「Go AHEAD」 仮面ライダーディケイド☆|秋山奈々 オフィシャルブログ StilL ProgresS instant memory 今の所、告知なし渋江譲二の『矛盾の男』 関連記事 【2009年06月03日(水)】 劇場版で登場したあの3人がディケイドに登場!! 【2009年05月15日(金)】 キバの武田航平さん出演をブログで告知 【2009年05月14日(水)】 響鬼の世界で響鬼役はB-21スペシャルのあの人 【2009年05月02日(土)】 あの人から、響鬼の世界への出演告知 【2009年04月28日(火)】 次はカブトの世界へ 出演俳優 【2009年03月18日(水)】 次はファイズの世界へ 出演俳優 【2009年03月04日(水)】 ブレイドの世界の出演俳優 【2009年03月02日(月)】 ディエンド海東大樹役の戸谷公人ブログ開設。出演は3月22日の第9話から 【2009年02月08日(日)】 次回登場のカイザの声は村上幸平。 【2009年01月30日(土)】 明日の放送に登場する地獄兄弟は・・・。 bookmark_yahoo bookmark_hatena